みなさんもラボくんみたいな経験はないでしょうか?
そんな時にオススメの本がカイジ「命より重い!」お金の話です。
この本は、漫画カイジを基に、お金の事を学べる内容です。
・お金を使いすぎてしまう理由
・お金のルールや金利、借金の仕組み
・幸せになるための正しいお金の知識
●【要約】カイジ「命より重い!」お金の話 | 20代にオススメお金の勉強ができる本
そもそもラボくんのようになぜお金を使いすぎてしまうのでしょうか?
この本の原作になった漫画の「カイジ」が正にそのような状況に陥っています。
●原作・作者について
この本の原作になったカイジ。正にこの漫画の主人公がラボくんと同じような心理状況に陥るのです。藤原竜也さん主演で映画化もしている超有名な作品なので、ご存知の方も多いとは思います。
↓簡単な概要はこちら
自堕落な日々を過ごしていた主人公“伊藤開司”(通称カイジ)が、友人の保証人となって多額の負債を抱えたことをきっかけに、様々なギャンブルに挑んでいく青年漫画。命を賭けた極限の勝負の中での人間の思考・生き様が描かれており、作品独自のギャンブルと、「ざわ‥ざわ‥」の擬音やモブキャラの「黒服」などの福本作品独自の表現が特徴である。
引用:wikipedia
作者の木暮太一さんについて
慶応大学卒業後、富士フィルム、サイバーエージェント、リクルートと有名企業を経て、独立。
相手の視点に立った話し方・伝え方が「実務経験者ならでは」と評判の方です。
●要約
それでは早速要約をしていきます。
序章:ようこそ、クズのみなさま 第1章:給料が少ない…?現実を見ろ! 第2章:金は、自分で守らねばならないのだ! 第3章:知らないやつは、勝負の前に負けている! 第4章:圧倒的勝利を呼ぶ、マネー思考を身につけろ! 終章:お金に振り回されないために、本当に必要な力
お金に関するディフェンス力を学ぶ
この本の冒頭にはこのような問題があります。
年利12%で100万円借りました。返済が月々1万円だと返済し終わるのは何年後の事でしょう?
答えはわかるでしょうか?
このように借金には必ず利息が掛かります。
知らないと、どんどん借金は積み重なり生活が苦しくなります。稼ぐ事(オフェンス力)もとても大切なんですが、お金の使い方や守り方(ディフェンス力)も同じぐらい大切なんです。
他人事だと思う方もいるかも知れないですが、消費者ローンの利用者は8人に1人という割合です。
以外と身近にローンに苦しむ方がいる時代なんです。
なぜいつまで立っても生活が苦しいのか?
ラボくんは、なにに使ったかわからないで生活が苦しくなっています。
そこには理由があります。あなたはこの2つの問題にどう答えますか?
以前から欲しかった10万円のコート売り場に並んだ時、隣町に9万7000円で売っているとの情報が入りました。あなたはどうしますか?
3500円の雑貨を買いに来ました。売り場に並んだ時に隣町で500円の大特価セールをしているとの情報が入りました。あなたはどうしますか?
このように答える方が多いのではないでしょうか?
よく見てみるとどちらも3000円安くなっているんです。
元々も金額が高くなると同じ金額でも重さが変わってきてしまいます。
これは人間心理的にしょうがない事でもあるんです。販売する側はこのような心理をわかっているので、言葉や割引率、デザインで購買意欲を沸かせます。
なにも考えなしに使っていると給料が上がっても苦しいままです。
金は自分で守る
こんな経験はないでしょうか?
実は、このカードローンや消費者ローンを使っていると決して生活は楽になりません。
この本で出てくるカイジのエピソードですが、沼というギャンブル攻略の為に、
悪徳金融の遠藤から1000万円の借金をするシーンがあります。それは1日3割という暴利です。
借金を返済しようとした6日後にはなんと4826万円になっていたのです。
これは「複利」という金利の計算方法を使っています。
さすがに1日3割なんて利息は法律的にNGですが、
消費者金融やカードローンも実はかなり高い金利をとっている場合が多いです。
足りないから分割で!なんてのを繰り返しているといつまで立っても生活は楽になりません。
「借金は未来の自分から借りるお金」その事をしっかりと理解する必要があります。
お金に振り回されない為に必要な力
生活が苦しくなるとお金が欲しくなると思います。
果たしてその時にただでお金をくれる方はいるでしょうか?
お金に関する知識をマネーリテラシーと言います。
宝くじに当たった人は最終的に破産する人が多いとい事を聞いた事はありますか?
これは正しいお金の使い方が見についていないから起こることです。
あなたの周りにもいつもお金がない!と言ってる人はいませんか?
お金が稼げるようになっても、使い方と守り方がわからないから起こることです。
この本には、細かくお金を守る力を学べる内容が書かれています。
お金の勉強をしたい方は是非1度カイジ「命より重い!」お金の話を読んでみてください。
●最後に
この本の最後には、
「エサをもらって生きるだけじゃ牛や馬と同じになってしまう。働ける場所があるって事が、本当の意味で、人を貧しさからすくんだと思う」という言葉が紹介されています。
給付金や借金、お金が足りない時にお金は欲しくなります。
ただ厳しいですが、簡単にお金はてにはいりません。
お金の知識を身に着け、今あるお金で最大限幸福になれる守り方を身に付ける。
そして、いつまでも働き続けられる自信を付ける!
これが本当の意味で経済的に自立するための方法なのかもしれません。
最後までお読み頂きありがとうございました。詳しくお金の勉強をしたくなった方は、是非この本を読んでみてくださいね。
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