こんにちは、カネオです。
ラボくんのように、お金の使い方で悩む方は多いのではないでしょうか?
また、投資をやっている方であれば、
ルールを決めたのに、守れなくて負けてしまう経験してしまいますよね?
これには、心理学が密接に関連しています。
・心理がわかることのメリット
・お金に関連する心理学の紹介
・それぞれの効果に対処する方法
お金が貯まらないーとか、
投資で勝てないー
なんて人にはぴったりな記事ですよ。
ではでは行きましょう!
●【お金の心理学】なぜ無駄使いするの? | お金に関わる6つの心理的効果と対処法
●心理がわかる事のメリット
無駄使いや投資で勝てない一番の理由は、考えないことです。
心理学を学ぶことの一番のメリットは、
考えるキッカケを与えてくれる事。
例えば、仕事帰りに寄ったスーパーで、
買う予定のなかったお菓子を買ってしまう時ないですか?
その時は「自制バイアス」とい心理効果が関係しています。
心理学を学ぶと手にとった瞬間に、
「自制バイアス」の内容が思い浮かびます。
先程お伝えした考えるキッカケになりますね。
心理学のメリットどうでしょうか?
ぜひぜひこのまま進みましょう!
●お金に関する心理学
この記事では6つの心理効果とその対処法を紹介します。
メンタルアカウンティング
メンタルアカウンティングは
お金を使用するときの意思決定が、
お金の出処や何に使うかによって、
変化することを指す効果です。
日本語で心理会計とも言います。
例えば、ギャンブルで儲けた100万円と、
働いて貯めた100万円があった時、
ギャンブルで儲けた100万円の方が
無駄遣いしても後悔は少ないと思ってしまいますよね?
これはメンタルアカウンティングが働いています。
人々はメンタルアカウンティングによって、
自然と「お金に色を付けてしまう」のです。
メンタルアカウンティグへの対処法
お金を稼いだ過程は考えず、
同じ価値と考える事が必要です。
例え投資でも、
例えギャンブルでも、貯金でも。
すべて同じ金額です。
特に注意が必要なタイミングは
お金を借りる時です。
苦労せずに手に入ったお金ですが、
返さなければ行けないお金です。
自分の資産を前借りしているだけですので、
自分で稼いだお金よりも慎重になりましょう。
アンカリング効果
最初に印象的な情報を与えることにより、
その後の意思決定に影響を及ぼす効果を指します。
人は情報が揃っていない時、特定の情報に頼ってしまい、
それを基準としてしまう場合があります。
例えば…。
予算5万円で冷蔵庫を買いに行ったとします。
そこで一番はじめにこんなコピーを見つけました。
「半額セール11万円→5万5000円!」
ほとんどの人が、その後3万円の冷蔵庫を見ても
5万円の冷蔵庫を見ても、
5万5000円の冷蔵庫を買ってしまいます。
値段の例は一例で、
歴史や信用、高度な技術、背景にあるストーリーも影響します。
最初の印象的な情報をどんどん正当化してしまうのです。
アンカリング効果への対処法
自分の本当にほしい価値に焦点を当てましょう。
先程の冷蔵庫の例であれば、
・しっかりと冷やせる事。
・容量が最低限入ること。
・自動製氷がついていること.。
・予算が5万円以内
この条件であれば、
ブランドも必要ないし
余計な機能もいらないですよね?
3万円ですめば2万円違うことに使えます。
ほしい価値をしっかりと事前に考えてから
買い物する事で余計な情報が入って来なくなります。
大きい買い物をする時は特に注意しましょう。
現在志向バイアス
すぐに得られる報酬をあえて先送りにしなければならない時や、
楽しみを後に取っておこうとする時などに困難を感じる効果です。
あなたは、どちらを選びますか?
・すぐに貰える10万円
・1年後にもらえる20万円
すぐに貰える10万円を選ぶ方が多いのでないのでしょうか?
これは現在思考バイアスが働いています。
もう一つ質問です。
・今、月2万円我慢し、将来困らない生活を送る
・月2万円は貯蓄せず今をとことん楽しむ
どうでしょうか?
実は貯蓄できないのもこの効果が働いているのです。
現在志向バイアスへの対処法
お金の使い方を理論的に考えましょう。
貯蓄であれば、
自分の人生の終わりから逆算し、
具体的に目標を決めます。
年金の額、退職金、退職する年齢などから
今どのくらいを蓄える必要があるか考えましょう。
中長期目標をしっかり決める事が大切です。
現状維持バイアス
人は通常、自分が知らない物よりも、
知っている物の方を好みます。
たとえ知らない物の方が優れているとしても、です。
例えば、これまでずっとひとつの投資信託だけで資産運用をしてきた人は、
ほかにもっと好条件の銘柄があったとしても、
切り替える事に抵抗を感じます。
人は変化を嫌う生き物なんです。
現状維持バイアス
投資であれば、FPなどのプロに頼るのが有効です。
自分の意思や感情に頼らす、
客観的に判断してもらいましょう。
プロに頼れない場合は、
現状維持と変えていくことのメリットとデメリットを書き出し、
客観的な判断が出来るように取り組む事がオススメです。
書き出すという事がポイントです。
人は頭で想像しているだけだと、
抜け漏れが多く出てきますし、
考えがどんどん変化してしまいます。
書き出しながら情報をしっかり整理し、
客観的な判断を下せるようになりましょう。
自制バイアス
自分が持っている誘惑に
打ち勝つ力を過信してしまいます。
自分は倹約ができると思っている人でも
友達とショッピングへ出かけた時に、
財布の中にクレジットカードが入っていると、
かわいらしい靴を見つけた瞬間、
自制心はどこかへ吹き飛んでしまいます。
自分が思っている以上に
自制出来ないのです。
自制バイアスの対処法
誘惑に触れる回数を減らす事がオススメです。
買い物の回数を減らし、
広告を見る回数を減らしましょう。
どれだけ気をつけても、
誘惑に勝つことは難しいです。
お金を使うか選択出来る場面を減らす事が
自制バイアスへの対処法です。
保有効果
人は、自分が所有するものには
高い価値があると考える傾向があります。
これを保有効果と言います。
例えば、家。
さまざまな楽しい思い出を作りながら過ごした人は、
その物件の価値を市場の相場よりも高く見積もってしまいます。
保有効果によって、自分で思う価値と市場の価値がずれてしまうのです。
保有効果の対処法
あなたが売ろうとしているものを、
プロに鑑定してもらいましょう。
または、市場相場を自分で調査してみてもいいです。
市場の価格に触れる事で、
自分の保有した思いに左右されずに価値判断できようになります。
●まとめ:心理は誰にでも当てはまる。理論志向と客観的な視点を持とう
心理はほとんどの人が当てはまります。
自分は違うと思ったあなたも、
いやそう思ってしまう人こそ危険です。
・無駄使いには様々な心理効果が影響している。
・との中には心理効果を利用したサービスばかり
・しっかり考えてお金と向き合っていこう
しっかりと考える事が重要です。
今必要かどうか、メリットはあるか、価値はあるか等。
今日紹介したような心理効果があるとわかれば、
事前に対処しやすくなります。
考えながらお金に触れるクセを付け、
充実したマネーライフをおくりましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。