【要約】ユダヤ人大富豪の教え | 20代で学ぶべきお金の勉強ができる本

ビル・ゲイツ(マイクロソフト創設者)

ラリー・エリソン(オラクル・コーポレーション創設者)

マイケル・ブルームバーグ(ブルームバーグ創設者)

マーク・ザッカーバーグ(Facebook創設者)

資産ランキングで上位に名前が上がる彼ら、

その共通点は「ユダヤ人」で有ること。

ユダヤ人は世界人口の0.2%とされているのにも関わらず、経済的な成功者が多い。

今回ご紹介する本は、そんなユダヤ人の考え方が学べるユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣です。

2003年に発売されてから、50万部以上売れる有名な本です。

この本をよんで欲しい人

・お金稼ぎの本質を学びたい人

・正しいお金の考え方を学びたい人

・お金だけの価値観がしっくり来ない人

上記のような方は、こちらの本もおすすめです。

お金を学んでいくと感じていくことは、稼ぐための考え方があるということ。

実際にお金を稼いでいる人たちは、少なからずこの本のような思考を持っています。

【要約】ユダヤ人大富豪の教え | 20代で学ぶべきお金の勉強ができる本

この本の主人公は20歳の学生「ケン」です。

独立して事業を起こす事を夢見ながらアメリカで1年間過ごすが、

なかなか思ったとおりの成果が出せずにいました。

そこである時、品の良い小柄な老人に出会います。

それこそが、ユダヤ人大富豪「ゲラー」さんです。

ケンは、ゲラーさんから出される課題をクリアしながら、お金について学んでいくのです。

15の秘訣

ゲラーさんは、15個に分け、様々な事を伝えてくれます。

その中から特に重要な4つの秘訣を紹介します。

第一の秘訣 社会の成り立ちを知る

一般的にお金持ちは一生懸命働く人というイメージを持たれています。

しかし報酬は、その人が提供したサービスの質と量で決まります。

つまりは、働いた時間と報酬は関連性があまりないのです。

そして、世の中には経済的に二通りの人間しかいません。

「自由な人」と「不自由な人」です。

自由な人

・経済的、社会的、精神的に自立している。

・人気レストランのオーナー、不労所得を得る人、印税の入るアーティスト、有名なスポーツ選手等

不自由な人

・経済的、社会的、精神的に他者に依存している。

・サラリーマン、公務員、大企業の社長、役員、無名なスポーツ選手、無職等

自由な人は、自分で稼げる仕組みを作り、多くの人に質の高いサービスを提供する事で報酬を得ます。

自らは働かず、多くの人に報酬を与え、そのリターンを得るのです。

逆に不自由な人は、他人に依存し誰かが築いた仕組みの中で報酬を得ます。

自分のルールのみを尊重し、他の可能性を学ばずに自由な人を軽蔑する人すらいます。

じつは、資本主義とは、自由な人が仕組みを作り大半の人はその人たちに依存する形になっているのです。まずはその仕組を理解する事が重要です。

第二の秘訣 自分を知り、大好きなことをやる

社会の仕組みを知ったとしても、まだ幸せにはなりません。

幸せになるためには、自分自身の事を深く理解し、大好きな事を仕事にする必要があります。

それが第二の秘訣です。

1、好きなことをやって、お金が多い(これは最高の人生)
2、好きなことをやって、お金が少ない(好きなことをやっているので、そこそこ幸せ)
3、嫌いなことをやって、お金が多い(お金はあるが嫌いなことをしているので、少し不幸)
4、嫌いなことをやって、お金が少ない(これは最低の人生)

このように優先順位を付けると、お金以外に大切な事が理解できます。

第八の秘訣 お金の法則を学ぶ

大半の人は必要なものではなく、欲しい物を買ってしまいます。

混在しやすいこの2つですが、実は大きく異なります。

そして大抵の人は、自分が何かを買った時、何の価値にお金を払っているか理解できません。

反面、お金持ちは自分が必要な物をよく理解しています。

その為、無駄にお金を使うことは有りません。

支払う報酬に以上の価値があるかを常に見極めます。

ローンや背伸びした買い物をすることがないので、お金に支配される事がなくなります。

お金を稼ぐにも、使うにも、幸せになるためには、お金の本質を理解する必要があるのです。

第一四の秘訣 勇気を持って決断する

世の中には、絶対という言葉は存在しません。

何の道を選んでも、成功する可能性も失敗する可能性もあります。

多くの人は、失敗する可能性に臆病になり、決断を先延ばしにしてしまいます。

ただしそれはリスクの先延ばしでしか有りません。

勇気を持って、決断した人でないと幸せな成功を収める事ができないのです。

小さな事でも、決断をする。

この事はとても大切な事なのです。

最後に

この本を読んだ感想には

「お金の話なのに泣けた」、「人生が代わる大きなキッカケになった」などが沢山あります。

悩み迷う主人公ケンに対しゲラーさんは優しく大切な事を気付かせてくれます。

主人公に自分を重ね、暖かさを感じながら学んでいくことができます。

そもそも、お金がないと生活はできません。

ただ、お金のみに焦点を当て、お金に支配されては本末転倒です。

いくら稼いだところで幸せになれません。幸せになるためにお金を稼いでるのにです。

「投資方法」や「稼ぐ方法」や「収入アップ」などの目先のうまい話に乗る前に、このような本を読んで、しっかりとお金について考える時間をとっても良いのではないでしょうか?

この本は、お金と真剣に向き合い始める20代の方や、副業を始めようと思ってる方にピッタリだと思います。

今回は、ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣を要約しました。

最後までお読み頂きありがとうございます。

↓この他にお金の勉強ができるおすすめの本をまとめた記事もありますので是非

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